2015年3月28日土曜日

トリプルガラス始めます。

弊社では、2015年4月から
樹脂サッシのトリプルガラスの採用を始めます。

最初は、ご希望される方のみの限定で
採用させていただきますが、
時期やお施主様のご要望に応じて、
後に標準採用する予定です。

なぜ、樹脂サッシのトリプルガラスを始めるかというと、
住宅で一番熱が逃げているのは、窓です。
窓の断熱性能を上げる事が、
光熱費を抑える事に直結します。

例えば、窓面積が30㎡ある住宅があるとして、
樹脂サッシのペアガラスと
(空気層16mm シングルLow-E アルゴンガス入り)
樹脂サッシのトリプルガラスで、
(空気層10mm+10mm ダブルLow-E クリプトンガス入り)
逃げる熱がどれくらい違うか比べてみます。

樹脂サッシのペアガラスの
熱貫流率は、1.40W/㎡Kらしいので、
(窓の種類のよって熱貫流率が変わります。)
30㎡×1.40W/㎡K=42W/Kとなります。
K(ケルビン)には、冬場の内外温度差が
20℃あるとして計算します。
42W/K×20K=840W
内外温度差が20℃ある冬場に
窓全体から840Wの熱が逃げている事になります。

樹脂サッシのトリプルガラスの
熱貫流率は、0.86W/㎡Kらしいので、
(窓の種類のよって熱貫流率が変わります。)
30㎡×0.86W/㎡K=25.8W/Kとなります。
K(ケルビン)には、冬場の内外温度差が
20℃あるとして計算します。
25.8W/K×20K=516W
内外温度差が20℃ある冬場に
窓全体から516Wの熱が逃げている事になります。

樹脂サッシのペアガラスより
樹脂サッシのトリプルガラスの方が、
約38%の熱の損失が少なくなります。

年間の光熱費で最も掛かるのが暖房費です。
樹脂サッシのトリプルガラスを採用する事により、
冬場の暖房費を抑える事が出来ます。

興味にある方は、ぜひご相談下さい。


2015年3月26日木曜日

福島市町庭坂S様邸 上棟!

福島市町庭坂S様邸の
建方作業を行いました。


建方時は、レッカー車を使い、
大工さんも6人集まり、一気に組み上げます。


1階の柱を建てて、
胴差・2階床梁組みをしているところです。



2階床梁を土台と同じく、
910mm間隔にマス目に組み、
その上から、厚さ28mmの構造用合板を敷きます。
その構造用合板の四周を
長さ75mmの釘を150mm間隔で留める事で、
2階床の剛床仕様の完成です。


2階部分まで組み上げました。




小屋組み・野地板貼りなどの
屋根組みを行いました。
ここまでで、建方作業は完了です。


残りの時間で、FPパネル入れを
途中まで行いました。
残りのパネルは明日入れます。

建方の時、風は強かったんですが、
現場監督が少し日焼けするくらい
お天気に恵まれ、
順調に作業を進める事が出来ました。



建方当日の夕方から、
S様にも、2階に上がっていただいて、
佐藤棟梁による、四方締めや
火災除け祝詞行い、
無事上棟式も終えました。

その後、場所を変えて、
直会(なおらい)を開いていただきました。
直会とは、神事の後の打上げみたいな物らしいですが、
上棟時の直会は、職人さんを労う意味があるそうです。

S様、いろいろとご準備いただいて、

大変だったと思います。
また、当日は、いろいろご馳走になり、
ありがとうございました。

これから完成まで、精一杯頑張りますので、
よろしくお願い致します。




2015年3月23日月曜日

福島市町庭坂S様邸 大工工事開始

福島市町庭坂S様邸の
大工工事が始まりました。

まずは、基礎完成の写真です。

続いて、基礎と土台の間に、JOTOの
基礎パッキンと気密パッキンを敷き並べてます。
 基礎パッキンロング
気密パッキンロング

これで、床下の換気の確保はもちろんですが、
シロアリ対策になります。
シロアリの10年保証も付きますよ~。

桧無垢土台を910mm間隔でマス目に組みました。

マス目に組んだ土台の間に
FPesパネルを入れていきます。

最後に土台とFPesパネルの継目全てに
気密テープを貼ります。

これで足元の冷え防止と隙間風対策はバッチリです。

明後日、建方(上棟)の予定です。
お天気に恵まれますように・・・




2015年3月18日水曜日

改正省エネ勉強会

昨日、仙台で改正省エネについての
勉強会に参加しました。

10時から17時までの長時間、
熱抵抗値や熱貫流率や日射熱取得率などを、
ひたすら計算するという勉強会でした。

大変でしたが、今後、家を建てるのに
必ず必要になる計算なんです。

住宅・建築物の省エネルギー法が改正され、
2年前の平成25年10月1日から施工されています。

大きく変わった点は二つあります。
まず、一つ目が住宅の断熱性能の表し方です。
従来は、住宅の断熱性能をQ値(熱損失係数)で
表していましたが、
改正後は、Q値を廃止し、
UA値(外皮平均熱貫流率)で表すようになります。

断熱基準の地域区分も以前より細かく分類されています。


       国土交通省 住宅・建築物の省エネルギー基準 平成25年改正のポイント パンフレットからの抜粋

二つ目は、1次エネルギー消費量の計算です。
1次エネルギー消費量の計算とは、
住宅に設置する、
冷暖房機器・換気機器・照明器具・給湯機器などで
どれぐらいの1次エネルギーを
消費するかを計算する事です。

今までも、住宅の1次エネルギー計算はありましたが、
ゼロエネや低炭素住宅など、
一定のレベルを超えた住宅のみしか
計算する事がありませんでした。

新基準では、住宅・建築物は、
必ず計算しなければなりません。

良く考えれば、当たり前なんです。
断熱性能の高い住宅でも、
効率の悪い機器を使ってしまっては、
光熱費が高くなり、
「光熱費高いんですけど・・・」と言われてしまいます。


 国土交通省 住宅・建築物の省エネルギー基準 平成25年改正のポイント パンフレットからの抜粋



以上の改正省エネルギーは、
経過措置としての1年半が過ぎ、
今年の4月から従来のQ値(熱損失係数)がなくなり、
新基準のUA値(外皮平均熱貫流率)でしか
計算できなくなります。
国土交通省 住宅・建築物の省エネルギー基準 平成25年改正のポイント パンフレットからの抜粋

これからの家づくりで最も大切なのは、

「少ないエネルギーで快適な生活を送れる家」
だと思っております。

これからも、快適な住宅をご提供させていただけるように
日々、頑張っていきます。









2015年3月17日火曜日

福島市伏拝W様邸 タイベックシルバー貼りました。

福島市伏拝W様邸の
タイベックシルバーを貼りました。

外壁を貼る前に透湿防水シートを貼り、
外壁と透湿防水シートの2重で構造体を雨から守ります。

その透湿防水シートに、弊社では、
タイベックシルバーを採用しております。


タイベックシルバーの詳しい性能については、
下記のリンク先からご確認下さい。
http://www.tyvek.co.jp/construction/product/silver/

タイベックシルバーの特徴の、
防水+遮熱・輻射効果と二つの性能を活かして、
お住まいになってからも、
安心して、省エネな生活が送れると思います。

2015年3月14日土曜日

福島市町庭坂S様邸 基礎配筋検査完了

福島市町庭坂S様邸の
基礎配筋検査が無事完了しました。


完成後は、見えなくなる部分なので、
写真を何枚も撮ります。

昨日、ベタ基礎のベタの部分(スラブ)の
コンクリートを流し込みました。


3月25日の上棟に向けて、
順調に基礎工事が進んでおります。



2015年3月12日木曜日

福島市伏拝W様邸 ダイライト貼り完了

福島市伏拝W様邸の
外部にダイライトを貼りました。


ダイライトというのは、
火山性ガラス質堆積物質と鉱物繊維から作られた、
大建工業さんの構造用面材です。
構造用面材なので、
地震に強くなるのはもちろんですが、
難燃性に優れていて、腐食にも強いんです。

詳しい説明は、下記のリンク先
大建工業さん ダイライトHPでご確認下さい。
http://www.daiken.jp/dailite/index.html

弊社でダイライトをオススメする理由は、
もう一つあります。
火災保険が安くなる事です。

セコムさんの火災保険なら、
大建工業さんのダイライトを指定施工すれば、
C構造(耐火性割引適用)となり、
大幅に火災保険が安くなります。

これから家づくりをお考えの方は、
検討してみては、いかがですか?







2015年3月9日月曜日

福島市町庭坂S様邸 基礎工事開始

福島市町庭坂S様邸の
基礎工事が始まりました。

まずは、根切り(掘削)から

根切(掘削)をしながら、
すぐに砕石を入れていきます。

砕石を敷いたら、ランマー転圧機で転圧して、
捨コンクリートを流して、作業終了です。

お天気次第ですが、今週中に、
基礎の配筋検査を行い、
来週末に基礎工事が完了する予定です。



2015年3月7日土曜日

福島市飯坂町M様邸 完成

福島市飯坂町M様邸
新築工事が完成しました。
今日、引き渡し・火入れ式を行いました。

M様邸の完成写真を掲載させていただきます。

外観です。
昼バージョン
夜バージョン

白の外壁をベースに
アクセントでグレーの外壁を使用しました。
M様邸の外壁材は、親水セラの外壁材なので、
汚れが付きにくく、塗膜が長持ちします。
屋根は、三州瓦の平瓦を採用しております。
サッシは、樹脂サッシで、
Low-Eペアガラス(空気層16mmタイプ)です。

内観です。

玄関ホール


玄関ホール奥にある折戸を開けると、
シューズクロークになっております。

キッチンから見たリビング・ダイニング・和室
M様邸のLDKは、18.7帖あり、
隣接する和室6帖の3枚引込戸を開けると、
24.7帖もの大空間になります。

写真の右側にも写っていますが、
少しでも家事が楽になればと考え、
キッチン・洗面脱衣室・浴室への
家事導線をまっすぐにしております。

和室を小上がりにして、引き出し収納を設置しました。

和室の収納扉を開けると
デシカホームエアの本体が入っています。

キッチン
弊社では、10年ぶりくらいのL型キッチンです。
キッチンの目の前にカウンターがあり、
お子さんの勉強スペースになります。


子供部屋

まだお子さんが小さいので、
大きな部屋として利用していただいて、
将来、お子さんが大きくなったら、
簡単に仕切れるようになっています。

書斎+壁厚を利用した本棚

2帖分のスペースの書斎と
たくさんの本が入れられる本棚です。


小屋裏収納

小屋裏収納へ上がる為の、天井収納階段です。
小屋裏収納は、18帖もあり、
いろいろな物を収納する事が可能です。

以上が、M様邸の完成写真です。

M様邸の計画は、
2年前の2013年10月に、
現地調査に行い、
2014年2月からプラン・見積りが始まり、
4月に契約させていただきました。
8月に既存建物の解体が始まり、
9月に地鎮祭を行い、
10月から基礎工事が始まり、11月に上棟し
2015年3月に完成・引き渡しとなりました。

計画から完成まで1年5か月。
現場や展示場での打合せや、
工事中のメールでやり取り、
遠くのショールームまで行っていただいたり、
などなど
本当にお世話になりました。

FPの家+デシカホームエアで
快適な住環境でお住まいになれると思います。

今後は、M様にご協力いただき、
デシカホームエアの効果がどれくらいあるのか
室内外の温湿度計の確認にお邪魔させていただきます。

これからもよろしくお願い致します。








2015年3月5日木曜日

福島市飯坂町M様邸 気密測定行いました。

福島市飯坂町M様邸の
気密測定を行いました。



気密性能だけは、同じ性能・同じ間取りでも
若干違いが出てきます。
なので、実際の建物を1棟づつ
測定しないと絶対に計れません。

さて結果は・・・



何回やっても、なぜか写真が縦になってしまう・・・

αA(相当隙間面積c㎡)÷S(延べ床面積㎡)
という計算になるので、
αA36÷S131.40㎡=0.27/㎡
という事で、C値(隙間相当面積)0.27/㎡でした。

測定器のモニター写真の真ん中辺りの
C=0.3c㎡/㎡ってなっていますが、

小数点第1位までしか表示できない為、
0.27/㎡が、
小数点第2位が四捨五入されて、
0.3
c㎡/㎡という表記になっています。


これでM様邸の高気密住宅が立証されました。

M様邸は、今週で引き渡しになります。
引き渡し後に完成の写真を
ブログに掲載させていただきます。

2015年3月4日水曜日

会津若松市Ⅰ様邸 2015年2月の電気代

会津若松市のⅠ様邸の
2015年2月の電気代を
ブログに掲載させていただきます。
Ⅰ様、いつもご協力いただきまして、
ありがとうございます。


Ⅰ様邸の住宅の概要です。
5人家族
FP工法 オール電化
延床面積:129㎡(39坪)
太陽光発電:4.4kW搭載

(売電価格 42円/kWh)
冷暖房:高効率エアコン10畳用×2台
(全室冷暖房:冬場 全室温20℃ 24時間運転)
給湯:エコキュート460L
調理:IHクッキングヒーター

オール電化住宅なので、
水道以外の光熱費は、電気代のみです。

それでは、
2015年2月の使用電気代です。

(1月26日~2月22日)

2015年2月の
使用電気量  1,201kWh
使用電気代 24,456円  でした。
2014年2月は、
使用電気量  1,394kWh
使用電気代 28,516円  だったので、
去年の同じ月と比べると、使用電気量が、
193kWh(約13.8%)節電した事になります。


去年より節電に成功されました。

今年の2月は、去年より寒くなかったのか?
気温・日照時間・積雪量などを調べてみます。

2月の気温を
2014年と2015年で比べてみます。
気象庁のデータによると、
          平均気温  最高気温  最低気温
2014年2月   -0.8℃  8.1℃  -9.0℃
2015年2月     0.5℃ 10.0℃  -6.6℃

だったそうです。

過去30年間の会津若松市の2月の平均気温は、
-0.1℃らしいので、
気温を見る限り、例年より寒くない2月だったみたいです。

続いて、
2015年2月の売電料金です。

2015年2月の
購入電気量    156kWh
売電電気代  6,552円  でした。
2014年2月は、
購入電気量    168kWh
売電電気代  7,056円  だったので、
去年と比べると、購入電気量が、
12kWh(約7.1%)少なくなりました。


日照時間・積雪量を去年と比べてみます。

気象庁のデータによると、

会津若松市の2月の日照時間が、
          日照時間
2014年2月   82.5時間  
2015年2月   86.6時間  
だったそうです。

ちなみに、過去30年間の会津若松市の
2月の平均日照時間は、98.8時間らしいです。

日照時間は、去年よりちょっとだけ長かったみたいです。
でも、購入電気量が少なくったのは、
発電した電気を、日中の電気分で消費して、
余剰分が少なくなったんだと思います。

2月の合計積雪量は、
2014年2月の合計積雪量が116cm
2015年2月の合計積雪量が88cm
だったそうです。
過去30年間の会津若松市の
2月の合計積雪量は、142cmらしいので、
今年の2月は、雪が少ない2月だったみたいです。

気温・日照時間・積雪量を調べた結果、
気温が例年に比べて、高かった事が、
節電につながったんだと思います。

ということで、
Ⅰ様邸の2015年2月の電気代は、
使用電気料金 -24,456円
売電料金    + 6,552円
合計                 -17,904円となりました。


2014年2月の合計電気料金が、
-21,460円だったので、
去年と比べると、3,556円の節電でした。


来月で、会津若松市Ⅰ様邸の

2回目の1年間の合計電気代が出揃います。
果たして、どんな結果になるのか?




2015年3月3日火曜日

福島市飯坂町M様邸 デシカホームエア本体設置

福島市飯坂町M様邸の
デシカホームエアの本体を設置しました。

本体搬入の様子です。


デシカホームエアの本体の重さが135kgあるので、
4人掛かりで運びます。

なんとかデシカスペースに設置しました。
ダクトの接続を行っています。

試運転を行い、完了です。

この冷蔵庫みたいなやつが、
換気・除湿・加湿をしてくれて、
快適な住環境を作り出してくれます。

デシカホームエアの詳しい説明は、下記リンク先
ダイキンさんのデシカホームエアのHPでご確認下さい。
http://www.daikinaircon.com/news/2012new_homeDESICA/?ID=press

明日、M様邸の気密測定を行いますので、

気密測定の結果は、後日ご報告させていただきます。

2015年3月2日月曜日

福島市伏拝W様邸 建方作業完了

福島市伏拝W様邸の
建方作業を先週行いました。

まずは、1階の柱建て・胴差・2階床梁組みです。

2階床梁は、1階の土台と同じく、
910mm間隔にマス目に組みます。

その上から、厚み28mmの構造用合板を敷き、
長さ75mmの釘を150mm間隔で
合板の四周をしっかり留める事で、
2階床も剛床仕様になります。

次に、軒桁・小屋梁組みを行います。




屋根下地まで組み上げて、
建方の作業終了です。

当日の夕方からちょっと小雨が降りましたが、
大工さん7名+レッカー車で、
一気に作業を進める事ができました。

建方当日のお昼に、
W様にお弁当をご用意していただいて、
大工さんと顔合わせを兼ねて、

昼食会を現場で行いました。

夕方からは、W様に2階に上がっていただき、
二階堂棟梁による、四方締めや
火災除け祝詞・上棟祝い祝詞などを行い、
無事上棟式も終えました。

W様、お弁当以外にも、
いろいろとご準備いただき、
本当にありがとうございました。
ご馳走様でした。

今週から屋根工事やサッシ入れを行う予定です。