1階床組まで完成しました。
前回のO様邸のブログは、
マス目に組んだ土台の間に
FPesパネルを入れたところで終了でした。
今回はその続きです。
FPesパネルと土台の継目の全てに
気密テープを貼ります。
この気密テープを貼る事によって、
隙間風が入ってくる心配がありません。
次に床の剛性を強くする為の工事です。
厚さ28mmの構造用合板を貼ります。
この合板を長さ75mmの釘で
釘間隔150mmで合板の四周全て留めます。
これで1階の剛床の完成です。
なぜ床組を剛床にするのかというと、
地震対策に最も有効だからです。
地震対策といえば、
一般的には、筋かいなど入った耐力壁が
重要視されていますが、
地震の揺れの時に、最も負荷がかかるのは、
水平面(床面)の耐力、水平構面なんです。
つまり水平構面を強くすることは、
地震の揺れに最も効果的なんです。
弊社の剛床仕様は、
従来の根太という木材を
土台の上に施工した床組に比べると、
水平構面が3倍の強さになります。
この剛床で地震の対策もバッチリです。
いつも断熱や気密の事ばかり、
ブログに書いていますが、
実は耐震性も考えて家づくりをしています。
次回のブログでO様邸の
建て方作業の様子をお伝え致します。