先日2月3日・4日と二日間FPグループ北日本と東日本が集まり
北海道に研修に行ってきました。
寒さと大雪を心配していましたが、
天気は見事な快晴でした。
気温も北海道にしては珍しく5℃と高く
あんまり福島と変わらないな~
と思うぐらい暖かったです。
一日目は北海道登別市にある
建成ホーム様の展示場を見に行きました。
内外共、モダンなデザインで
統一されていて、かっこいいです。
これが今回の研修の目玉です。
i Wall system(アイ・ウォール・システム)という
ハイブリット壁暖房冷房システムです。
こちらが内壁の断面になります。
仕上材に塗っているのは、
漆喰に潜熱蓄熱材(PCM)を混ぜた物らしいです。
潜熱蓄熱材(PCM)とは?
蓄熱容量が小さい木造住宅の壁に
この潜熱蓄熱材(PCM)を塗ることによって、
コンクリート造のような躯体蓄熱性を持たせることで
日射熱などの余分な熱の吸収を可能にしました。
この潜熱蓄熱材(PCM)は、
単純な温度差で蓄放熱するコンクリートとは違い、
25度を境に蓄放熱する性質を持つため、
日中に日射熱などの過剰エネルギーを蓄熱し、
日没後の寒い時間帯に熱を放熱。
このピークシフト効果で、
日射熱の夜間利用が可能となり、
暖房エネルギーを削減できるらしいです。
(すみません。建成ホーム様の資料の写しです。)
夏場の冷房の省エネ化は、
塗り壁に埋め込んで使用する毛細管マットに、
弱冷水を循環させて涼感を得るシステムを、
これから実験するらしいです。
ん?躯体蓄熱性?25℃で蓄放熱?ピークシフト効果?
なんだか難しいですね。
まだ夏場の実証実験次第ですが、
冷暖房費が抑えられるなら魅力的ですね~
商品化されたら是非採用したいです。
建成ホーム様
お忙しい中、ご説明いただきありがとうございました。