2008年10月6日月曜日

50℃の屋根裏


以前監督だった頃に、夏場の屋根裏に
あがっての点検で汗がふきだして
Tシャツが大変なことになったのを
今でも覚えています。
興味本位で温度計を置いてみると、
な、なんと51℃!!
こんなに暑いのかとびっくりしました。
その事から色々と考えると、
これがエアコンの効率を下げているんだな~と
痛感しました。

温度は高いほうから低いほうへ逃げますので、
屋根裏の温度が高いと2Fの居室の
温度が上がります。
だから夏場、仕事から帰ってくると2Fが
蒸し暑くなっているんです。
そんな状態からエアコンをかけても
なかなか涼しくなりづらく、
エアコンの効率も非常に悪くなります。
電気代も上がります。

対処法としては、
2F天井に断熱材の強化と
(↑この部分は別な機会に詳しく説明します。)
屋根裏の換気が重要です。

その中でも簡単でコストを掛けずに出来るのが
写真に写っている棟換気です。

これを付けることにより
軒裏から棟まです~っと空気が
通ります。それのよって
屋根裏の温度がぐっと下がります。

こういう棟換気のように、見えなくなる所が、
家づくりにはとっても重要なんです。