屋根下地にちょっとした細工を行いました。
O様邸は、屋根面の裏から、
ウレタン吹付け厚160mmを施工します。
そのウレタン吹付を行う前にした細工です。
そのちょっとした細工がこれです。
え?何が?
う~ん。ちょっと分かりづらいかも知れませんが、
屋根下地の垂木と垂木の間に
段ボールを取り付けたんです。
その段ボールがこちらです。
今回O様邸で施工した段ボールは、
日本アクアさんの「アクエアシルバー」
という商品なんですが、
ただの段ボールじゃない。
段ボールに織り目が付いていて、
この「アクエアシルバー」を施工すると、
屋根面と断熱材の間に
30mmの通気層が出来るようになるんです。
通常、夏場の屋根裏面の温度は、約50℃です。
でも通気層を設け、空気の循環を行う事により、
屋根裏面の温度を下げる効果があります。
「アクエアシルバー」は、それだけじゃないんです。
段ボールの片面にアルミを蒸着させているので、
屋根面の熱を遮熱する効果があります。
どれくらいの効果があるのか?
日本アクアさんのHPに載っていた、
屋根裏からのサーモグラフィー画像によると、
約31℃ぐらいだったのが、
アクエアシルバー施工後は、真夏の屋根裏面が、
約24℃ぐらいまで下がったらしいです。
屋根裏面温度で約6℃も下がれば、
夏場の冷房費が大きく変わってくるはずです。
ちょっとした細工なんですが、
効果は抜群にあるんですね。