Ⅰ様邸は、FP工法なので、
気密測定を必ず行わなければなりません。上記の写真の機械を使って気密測定を行います。
ファンを回して室内空気を外に出していくことで、
どんどん差圧が生じていきます。
少ない風量で差圧が大きくなれば、
隙間が少ない住宅という事になります。
さて結果は・・・
αA36c㎡÷S141.60㎡という計算になるので、
C値(隙間相当面積)0.25c㎡/㎡でした。
真ん中辺りのC=0.3c㎡/㎡ってなっているのは、
0.25c㎡/㎡が四捨五入されて、
0.3c㎡/㎡という表記になっています。
この気密測定により、
Ⅰ様邸が高気密住宅という証明が出来ました。
断熱の性能を表す、Q値やUA値の計算は、
図面上でいくらでも計算できますが、
気密は、実際の現場でしか測定する事ができません。
同じ工法、同じ間取りでも、
施工した職人さんによって、違いは出てきます。
1棟1棟の気密測定を行わなければ、
本当に高気密なのか疑わしいですね。