2014年10月8日水曜日

断熱材の話

最近、住宅の断熱材についての
お問い合わせが多いので、
断熱材についてご説明させていただきます。

ちょっと難しいかもしれませんが、
家づくりには、大事な話なんです。

①住宅の断熱材の施工方法について

住宅の断熱材の施工方法は、
柱や土台などの間に断熱材を入れる「内断熱」と
(充填断熱とも言います。)
柱や基礎の外側に断熱材を貼りつける「外断熱」の
(外貼り断熱とも言います。)
2種類に分けられます。

それぞれメリットとデメリットがありますが、
弊社では「内断熱」を推奨しております。

最近では、北海道や北東北の
冬の寒さが厳しい地域で、
「内断熱+外断熱」のダブル断熱という方法もあります。
(付加断熱とも言います。)
このダブル断熱については、
別の機会(ブログ)にでも、ご説明させていただきます。

②断熱材の種類について

住宅で使用される断熱材には、
大きく分けると、繊維系と発砲系の2種類あります。

代表的な繊維系の断熱材は、
住宅用グラスウール
高性能グラスウール
住宅用ロックウール
セルローズファイバーなど

代表的な発砲系の断熱材は、
ポリスチレンフォーム
ウレタンフォームなど

今、日本の新築住宅の7~8割は、
繊維系断熱材(グラスールやロックウール)を
施工しているらしいです。

③断熱材の熱伝導率・熱抵抗値について

断熱材にはいろいろな種類があり、
それぞれ異なる材質で出来ているので、
熱の伝わり方(熱伝導率)も違います。

熱伝導率は、小さい数値であれば、
熱が伝わりにくいという事です。

代表的な断熱材の熱伝導率を比べてみましょう。
(各メーカーによって若干の上下があります。)


図① 主な断熱材の熱伝導率(W/m・K) 一覧

図①の断熱材は、各ハウスメーカーさんや
工務店で使用している断熱材をピックアップしてみました。
弊社の「FPパネル」は一番下の
硬質ウレタンフォーム保温板2種2号です。

同じグラスウールでも、住宅用か高性能か、
そして何K品なのかで大きく変わってきます。
押出法ポリスチレンフォーム保温板も
何種なのかで違ってきます。

この熱伝導率だけでは、
住宅の断熱性能は計れません。
断熱材の厚さも重要なんです。
どんな材質の断熱材を
どれくらいの厚みを使用するかで
床・壁・天井の断熱力(熱抵抗値)が決まります。

熱抵抗値は、大きい数値であれば、
断熱力が強いという事です。

熱抵抗値の計算は、
断熱材の厚み(m)÷熱伝導率(W/m・K)で算出します。
図①の断熱材が、全て100mm(0.1m)だと仮定して、
断熱材の熱抵抗値を計算してみます。

図② 主な断熱材の熱抵抗値(㎡・K/W)一覧

図②の計算で出した熱抵抗値には、
「次世代省エネルギー基準」という
国で定めた基準があります。

福島市は、断熱区分では「Ⅲ地域」になります。
上記の各部位の熱抵抗値の基準をクリアしないと、
高断熱住宅とは言えません。
ちなみに6年後の2020年からは、
違う基準になるので、要注意です。

ちなみに弊社の「FPの家」の各部位の熱抵抗値は、

なので、もちろん余裕で基準をクリアしております。
余裕でクリアしているという事は、
それだけ光熱費が安くなり、
家計にやさしい家という事になります。

家づくりをお考えの方、
お願いしようとしている住宅会社さんが、
どの断熱材がどれくらいの厚みで使用しているか
ちゃんとチェックした方が良いですよ~。